拝啓
大臣殿
本年後半にミャンマーでは20年ぶりに選挙が実施されます。しかしながら、投票に向けての人権をとりまく情況はいまだに厳しいままです。ミャンマーでは2,200人以上の政治囚(このうち多くは良心の囚人)が刑務所で過酷な生活を強いられ続けています。3月に成立した選挙法の下では、これら囚人はいずれも選挙に参加することができません。
よって私は、ASEAN加盟国である貴国政府がASEANの全加盟国と協力して、ASEAN憲章の拘束力を持つ原則である「基本的自由の尊重、人権の促進と保護、社会的正義」を守る目的で、ミャンマー政府に下記を要求することを要請いたします。
- 平和的政治活動、民族性、宗教だけを理由として逮捕された良心の囚人全員を無条件で即時に釈放する。
- 選挙期間中およびその後にミャンマー国民全員に表現、平和的集会、結社の「三つの自由」を保証する。
ASEANは、実現が大幅に遅れているミャンマーの人権状況の改善を実現するために主要な役割を担っています。
上記につきご検討お願い申し上げます。
敬具
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外務大臣宛の手紙ではビルマの公式名称であるミャンマーが用いられています。
